時計の顔、文字盤

買う時計を決定する際に、文字盤の好みは大きな割合を占めるのではないでしょうか?
様々な色がつけられ、アラビア数字やギリシャ数字、数字ではなくバーインデックスだったり、、、
好みによって選ぶことができます。
多くの文字盤は真鍮という金属板で作られてますが、最近では色々な素材のものがあります。
たとえば高級ブランドであるブレゲ。
金の板に銀メッキを施してあります。
しかも個々に固有ナンバーが入っていたり、偽物と区別するためのシークレットサインが
はいっていたりします。
もし万が一、修理中に傷をつけてしまっては大変です。
スイスにオーダーを出して作り直しです。
また、人気があるものに「貝」文字盤があります。
貝殻を薄く加工し、板状にしたもの。
天然のものなので一枚ごとに模様、光沢が違います。もしこのような時計を購入するのであれば
同じモデルの時計をたくさん見て比べた方が良いでしょう。
これも技術者泣かせの素材です。
同じ模様、光沢のものはありませんんので、もし割ってしまったらおしまいです、、、
その他にも、クリスタル、焼き物、隕石なの色々あります。
デザインだけでなく素材で選ぶのも楽しいですね。
時計を買う人にとっては選ぶのが楽しい文字盤ですが、技術者には一番嫌な部品です、、、
ケースは使っていけば傷がつきますし、中の機械もオイルが切れたりして自然に止まります。
でも文字盤は技術者以外がキズをつけることはないのですから、、、