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目に見えない内部の機械については技術者が責任を持って修理・オーバーホールいたしますが、時計を長く使っていくための、日常的なお手入れはお客様のご理解とご協力が不可欠となります。

​正しい使い方と正しい保管方法をするとしないのとでは、寿命または修理頻度などに大きな差がでます。

​修理・オーバーホール後であっても間違った使い方や時計に悪影響のある保管環境ではすぐに不具合が出てしまい、最悪の場合は再修理となってしまう可能性もありますので、時計の扱いには十分にご注意いただき、ご理解とご協力をお願いいたします。

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​時計の部分名称

時計はいくつもの細かい部品が集まって成り立っています。時計の操作方法や働きを説明する上で専門用語として各部分の名称を使ってご説明させていただきますので、ご確認いただければと思います。

​使用に関する注意点

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​ゼンマイ巻上げ

​一般的な時計の場合、リューズを12時方向へ回すとゼンマイを巻き上げます。6時方向へ回してもゼンマイは巻き上がりませんので、12方向と6時方向を繰り返して巻上げます。

ゼンマイを巻上げる際は巻きすぎるとゼンマイが切れてしまう場合がありますので、巻上げがきつくなってきたら操作をやめてください。

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​時刻合わせ

時刻を合わせる際は必ず時計回りに針をゆっくり進めてください。

時刻合わせの際に秒針が止まる機能のついた時計がありますが、不具合ではありません。(ハック機能)

​また、クォーツ(電池式)時計は電池残量が少なくなってくると2〜4秒毎に進むようになるものがあります。その場合は電池残量が少なくなっているので電池交換をお勧めいたします。

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日付合わせ

日付合わせの場合、モデルにもよりますが、リューズを2段階目に合わせ、6時方向に向かって回す方法が一般的です。

モデルによってはリューズを多く回さないと日付が動かないモデルもあります。

また午後8時から午前4時の間は​カレンダー機構の歯車が噛み合っている状態ですので、日付合わせをしないでください。

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​クロノグラフ操作

クロノグラフの操作を誤ると大きな負担となりますので、正しくお使いください。

基本的な操作は2時位置のボタンでスタートとストップ、4時位置のボタンでリセットです。

​また、クロノグラフ機構は過度な使用を考えられて作られておりませんので、頻繁に使用する際はストップウォッチなどを代用ください。

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​バックルの開閉

Dバックルなどのボタンで外せるタイプのバックルは閉める際もボタンを押しながら閉めてください。

​そのまま「パチン」と簡単に締めることも可能ですが、バックルの留め具の部分に負荷がかかり、金属摩耗してしまい、最悪の場合留まらなくなってしまいます。

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​使用後のお手入れ

​時計を使用した後は乾いたクロスで時計を拭いてください。直接浸水していなくても時計は想像以上に汗や汚れに晒されています。またクロスの中には研磨剤入りのクロスもありますが、日常的なお手入れで使用するのには向いていないのでご注意ください。

​取り扱いに関する注意点

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​衝撃

​時計は数百もの部品からなる精密機械です。必要以上の衝撃や振動を与えてしまうと不具合の原因にもなりますのでご注意ください。

​時計を軽く振って異音がする場合等がありましたら早めにお問い合わせください。

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​水気・浸水

時計は水に弱いです。防水機能のついた時計であっても不用意に水気に晒すと不具合の原因となりますので、お気をつけください。また、防水機能があってもリューズの緩み等で浸水してしまう可能性はあります。

​ガラスが曇る等の症状が出た場合はなるべくお早めにお問い合わせください。

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​磁気帯

時計は金属部品の集合体です。

磁気を発する家電(スピーカーやパソコン・電子レンジなど)の近くに置くと磁気帯してしまい正常に動作しなくなります。

磁気を発する家電より10cmほど離して保管してください。

​バッグの開口部分のマグネットなどはよく当たる部分でもありますので注意が必要です。